切砕(読み)きりはたく

精選版 日本国語大辞典 「切砕」の意味・読み・例文・類語

きり‐はた・く【切砕】

〘他カ四〙 切ってこなごなにする。きりきざむ。
浄瑠璃心中宵庚申(1722)上「身が身上板本で切はたくか、此こん立は誰がさしづと」

きり‐くだ・く【切砕】

〘他カ五(四)〙 切って細かにする。
蜻蛉(974頃)中「身ひとつをのみ、きりくだく心ちす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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