切裂(読み)きりさき

精選版 日本国語大辞典 「切裂」の意味・読み・例文・類語

きり‐さき【切裂】

〘名〙 旗の一種指物(さしもの)や幟(のぼり)などの布の縁に切り目を多く入れて、風になびきやすくしたもの。きっさき。
信長記(1622)一五下「一、升形に金のきりさき 信忠卿」

きり‐さ・く【切裂】

〘他カ五(四)〙 まとまりのあるものを切り開いたり、切ってばらばらにしたりする。
※真如観(鎌倉初)「等活地獄の中には、きりさき殺(ころさる)れども」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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