切離作用(読み)せつりさよう

世界大百科事典(旧版)内の切離作用の言及

【河食作用】より

…河床がまだ固結してない堆積物から成る場合には,表面の土砂が流水によって運ばれるので洪水のたびに更新される。これに比べると硬い岩盤の所では目に見えるような変化は起こりにくいが,岩石中の節理や割れ目に沿って岩塊がもぎ取られることがあり,これを切離作用という。化学的浸食作用とは流水とこれに接する地面を構成する物質との間に行われる化学反応の結果生じたすべての化学的変化のプロセスを指していい,流水が異物質を溶解して除去するので溶食corrosionという。…

※「切離作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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