刈株(読み)カリカブ

デジタル大辞泉 「刈株」の意味・読み・例文・類語

かり‐かぶ【刈(り)株】

稲や麦を刈り取ったあとに残る根株。かりくい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「刈株」の意味・読み・例文・類語

かり‐ばね【刈株】

〘名〙 (「刈り端根」の意か) 草木や竹などを刈り取ったあとに残った根株。切り株。
万葉(8C後)一四・三三九九「信濃道(しなぬぢ)は今の墾(はり)道可里婆禰(カリバネ)に足踏ましむな沓(くつ)(は)け我が背」

かり‐かぶ【刈株】

〘名〙 草木、特に稲や麦などを刈り取ったあとの株。刈りくい。刈りばね。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※あひゞき(1888)〈二葉亭四迷訳〉「黄ろくからびた刈科(カリカブ)をわたって烈しく吹付ける野分に催されて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android