刈羽(村)(読み)かりわ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「刈羽(村)」の意味・わかりやすい解説

刈羽(村)
かりわ

新潟県中西部刈羽郡にある村。JR越後(えちご)線と国道116号が村の中央を貫通し、西部を352号が通る。日本海岸、西山丘陵の南西端にかぶさる刈羽砂丘の東側を占める。柏崎(かしわざき)市の近郊村で、古くから刈羽モモ・ブドウ、刈羽節成(ふしなり)キュウリなどの果菜類や、葉タバコの栽培の盛んな園芸農村として有名であったが、現在は砂丘表の柏崎市荒浜の東京電力柏崎刈羽原発用地に接し、関連企業の進出などで財政が豊かなため役場、学校、体育施設などの近代化が進んでいる。面積26.27平方キロメートル、人口4380(2020)。

[山崎久雄]

『『刈羽村誌』(1955・刈羽村)』


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android