列列椿(読み)ツラツラツバキ

デジタル大辞泉 「列列椿」の意味・読み・例文・類語

つらつら‐つばき【×椿】

並んで数多く咲いている椿の花。
巨勢山こせやまの―つらつらに見つつしのはな巨勢春野を」〈五四

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「列列椿」の意味・読み・例文・類語

つらつら‐つばき【列列椿】

  1. 〘 名詞 〙 つらなって繁っている椿の花。
    1. [初出の実例]「巨勢(こせ)山の列々椿(つらつらつばき)つらつらに見つつ思(しの)はな巨勢の春野を」(出典万葉集(8C後)一・五四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android