初婿入り(読み)ハツムコイリ

デジタル大辞泉 「初婿入り」の意味・読み・例文・類語

はつ‐むこいり【初婿入り】

婿が初めて嫁方に行き、正式に嫁方の両親親子の杯を交わすこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「初婿入り」の意味・わかりやすい解説

初婿入り【はつむこいり】

婿が初めて正式に嫁の親に対面する儀式婿入婚では婚姻の成立式を意味し,重視された。嫁入婚では結納(ゆいのう)の日に行う付随的儀式と化したが,なお嫁の初里帰りや半年後などに行い,その日に婚姻を確定させる所もみられる。

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