初陳状(読み)ショチンジョウ

デジタル大辞泉 「初陳状」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ちんじょう〔‐チンジヤウ〕【初陳状】

鎌倉室町時代訴訟で、訴人原告)の最初訴状に対して、論人被告)が提出する最初の答弁書初答状

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「初陳状」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ちんじょう ‥チンジャウ【初陳状】

〘名〙 中世、鎌倉・室町幕府の訴訟手続きで、訴人(原告)の最初の訴状に対して、論人(被告)が最初に提出する陳状。初答状。初陳。
沙汰未練書(14C初)「初答状とは初陳状也、又初陳とも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android