判判(読み)はんはんじ

精選版 日本国語大辞典 「判判」の意味・読み・例文・類語

はん‐はんじ【判判】

〘名〙 法師の姿をしたものや歌比丘尼などが、熊野牛王誓紙などで占いをすること。また、その人。
仮名草子・他我身の上(1657)四「何事もなきときは、たれも巫(みこ)かんなぎのたぐひ、其の外判(ハン)はんじ五音うらなひなどいへるものに、たぶらかさるるものまれなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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