別府駅(読み)べふえき

日本歴史地名大系 「別府駅」の解説

別府駅
べふえき

[現在地名]多久市東多久町別府

駅の所在地は「丹邱邑誌」によると、別府八幡宮は駅の南にあると記され、また郷正所は駅裏にあるとの記事から、現在の国鉄唐津線東多久ひがしたく駅構内の西部分に比定することができる。

「丹邱邑誌」は本宿を「駅」、間の宿を「宿」と書き分け、別府駅について「町数四町 札馬五匹、料米十六俵二斗ヲ賜。太閤秀吉公名護屋御出陣ノトキ御通行、此駅ノ衰廃ヲ憐ミ六斎ノ互市ヲ免許セラレ、是ヨリ漸繁昌スト云フ」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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