利休好(読み)りきゅうごのみ

精選版 日本国語大辞典 「利休好」の意味・読み・例文・類語

りきゅう‐ごのみ リキウ‥【利休好】

〘名〙
① 茶人千利休の好んだ流儀や物。
※寄合ばなし(1874)〈榊原伊祐〉初「春日造りの社でも、利休好(リキウゴノ)みの茶席でも」
② (形動) 茶人風であること。また、物ずきなさま。
人情本・清談松の調(1840‐41)二「玉八に惚れると言ふは、余程利久好みな娘だの」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android