制御性T細胞(読み)セイギョセイティーサイボウ

デジタル大辞泉 「制御性T細胞」の意味・読み・例文・類語

せいぎょせい‐ティーさいぼう〔‐サイバウ〕【制御性T細胞】

リンパ球一種。過剰な免疫反応を抑制する免疫寛容というはたらきをもつ。平成7年(1995)年、坂口志文らによってその存在が確認され、量的・質的異常が自己免疫疾患アレルギー原因となることが明らかになった。調節性T細胞レギュラトリーT細胞。Treg。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android