出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…中世末期からは板札に墨書して,神社・仏寺の門前,村落の入口等人目につきやすい所に掲げた。そのことから制札・禁札ともいわれた。制札ははじめ縦長,後になると横長になり,近世の高札にひきつがれた。…
…ヒノキ,梅などの板札に法令を墨書して高く掲げたもの。禁止,制限を内容とすることが多く,制札の称もある。この種の法令告知方法は,奈良時代末すでに存在したが,鎌倉~室町時代を通して発達し,江戸幕府も治政上大いに活用した。…
※「制札」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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