前久保村(まえくぼむら)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「前久保村」の解説

[現在地名]毛呂山町前久保・岩井（いわい）

長瀬（ながせ）村の北、大谷木（おおやぎ）川下流の台地から低地に立地。西方の臥龍（がりゆう）山は当村の飛地で、飛来（ひらい）神社（現出雲伊波比神社）が鎮座。近世初期には毛呂村に含まれていたが、その後同村が分立して成立。元禄郷帳に「毛呂前久保村」とみえ、高二二四石余。

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[現在地名]富津市前久保

二間塚（ふたまづか）村の東に隣接する。天正一九年（一五九一）の検地帳（小沢家文書）が三点残り、一つは正月六日付で、田畑合せて四四町五反余。もう一組は田と畑が別帳に仕立てられた九月吉日付野帳（写）で、田三〇町八反余、畑は屋敷も含め九町七反余。両者とも前窪郷とみえる。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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