前倉温理(読み)まえくら おんり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「前倉温理」の解説

前倉温理 まえくら-おんり

1828-1886 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
文政11年4月5日生まれ。大和(奈良県)十津川(とつがわ)郷士。文久3年深瀬繁理(ふかせ-しげり)らと京都におもむき,禁裏守衛屯所の会計を担当。慶応3年の高野山挙兵の際には弾薬数万発を製造して密送,翌年鳥羽・伏見戦いでは奈良を警護した。明治19年12月2日死去。59歳。通称万吉

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android