前原寅吉(読み)まえはら とらきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「前原寅吉」の解説

前原寅吉 まえはら-とらきち

1872-1950 明治-昭和時代前期の天文研究家。
明治5年生まれ。生地の青森県八戸で時計商をいとなむ。平山信に私淑し天体観測をつづけ,太陽黒点の変化をしらべて明治43年ハレー彗星の太陽面通過確認同年,白瀬矗(のぶ)の南極探検隊に星座時計をおくった。日本天文学会特別会員。昭和25年死去。78歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android