銀行家。東京都生まれ。1935年(昭和10)東京帝国大学法学部を卒業し、日本銀行に入行。イタリア・ドイツ駐在となって海外の金融事情を勉強。高松支店長、ニューヨーク駐在を経て、1960年外国為替(かわせ)局長、1963年外国局長と理事、1970年日本輸出入銀行副総裁、1974年日本銀行副総裁を歴任し、1979年に日本銀行総裁となる。1980年第二次オイル・ショックのインフレを金融引き締めで克服。1984年退任し、1985年、経済構造調整研究会(経構研)座長を務め、日本経済の国際協調型への転換をうたった「前川レポート」「新前川レポート」をまとめ、国際的に評価を得た。1986年国際電信電話(現在はKDDI)会長。平成1年9月22日没。
[編集部]
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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