割断(読み)カツダン

デジタル大辞泉 「割断」の意味・読み・例文・類語

かつだん【割断】

断ち割ること。材料応力をかけ、わずかに生じた亀裂から分割すること。ガラスファインセラミックスを割断した場合、平滑破断面と極めて鋭利な角が得られる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「割断」の意味・読み・例文・類語

かつ‐だん【割断】

〘名〙
① 物を切り離すこと。断ち切ること。
※中華若木詩抄(1520頃)中「剣ならば、離人の愁をさきたちてこそ曲はあれ。それをば、此剣も割断せぬほどに用にもない㶚水ぞ」
② きっぱりと裁断を下すこと。
一年有半(1901)〈中江兆民〉附録「縦横割断し、設令ひ剖判流るるが如しと迄には徃かずとも」 〔後漢書‐王渙伝〕

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普及版 字通 「割断」の読み・字形・画数・意味

【割断】かつだん

決断する。

字通「割」の項目を見る

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