割稽古(読み)ワリゲイコ

デジタル大辞泉 「割稽古」の意味・読み・例文・類語

わり‐げいこ【割(り)稽古】

茶の湯で、作法をいくつかの部分に分けて、一部分ずつを稽古すること。

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精選版 日本国語大辞典 「割稽古」の意味・読み・例文・類語

わり‐げいこ【割稽古】

  1. 〘 名詞 〙 茶道で、平点前(ひらてまえ)手順を覚える前に、その部分部分について行なう稽古。袱紗(ふくさ)さばき、棗(なつめ)茶杓のふき方、茶巾のたたみ方、茶筅(ちゃせん)通し、茶碗のふき方など。
    1. [初出の実例]「ここで母に割稽古をみてもらったりしてよく使いましたけれど」(出典:夢の浮橋(1970)〈倉橋由美子〉松の内)

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