剽・剽化・剽気(読み)ひょうげる

精選版 日本国語大辞典 「剽・剽化・剽気」の意味・読み・例文・類語

ひょう・げる ヘウゲる【剽・剽化・剽気】

〘自ガ下一〙
① 妙なことを言う。とんでもないことを言う。
信長公記(1598)首「御前へめし寄せられ、是はひょうげたり。又は似相ひたりなどと、それぞれあひあひとしほらしく、一々御詞懸けられ」
② ひょうきんにふるまう。ふざける。おどける。
※虎明本狂言・鶏聟(室町末‐近世初)「げにもむこ殿は、ひゃうげた人じゃときひたほどに、一人わする事もあらふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android