劉龑(読み)りゅうげん

世界大百科事典(旧版)内の劉龑の言及

【漢】より

…建国者劉隠は広州の兵乱を平定し,広東・広西地方に支配を及ぼし,唐末の中原での大混乱を逃れて嶺南に避難した唐朝の名士を優遇して国の基礎を固めた。弟の劉龑(りゆうげん)が後を継ぎ初めて帝号を称し(917),国を大越と号したが,翌年漢と改めた。武人色の強い五代十国中で一応の文官支配が行われた唯一の国であるが,南海貿易を背景とした奢侈,一族間の粛清の繰返しで,5主での南征軍に降服して滅びた。…

※「劉龑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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