劔沢雪渓(読み)つるぎさわせっけい

世界大百科事典(旧版)内の劔沢雪渓の言及

【劔岳】より

…山頂からは,北西側に小窓尾根,早月尾根,南東側に八峰,長次郎尾根,源次郎尾根など,いくつかの岩峰が派出し,これらの岩尾根にはさまれて,池ノ谷(いけのたん)や大窓,小窓,三ノ窓の雪渓など,この地方で〈窓〉とよばれる懸垂氷食谷がみられる。また南東側の劔沢雪渓には万年雪がたたえられている。 1907年陸地測量官柴崎芳太郎が,山頂で平安時代初期の錫杖(しやくじよう)と鏃(やじり),岩屋のたき火跡を発見し,早くから修験者たちが登頂していたことが判明した。…

※「劔沢雪渓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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