力竹(読み)チカラダケ

デジタル大辞泉 「力竹」の意味・読み・例文・類語

ちから‐だけ【力竹】

茶室で、下地窓外側に、壁の補強装飾を兼ねて立てられる竹の柱。間柱あいばしら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「力竹」の意味・読み・例文・類語

ちから‐だけ【力竹】

〘名〙
数寄屋(すきや)建築で、軒の出桁(だしげた)の端をささえて地面に達する竹の柱。〔日本建築辞彙(1906)〕
② 物の支えに使ったり、物に力を加えるために使ったりする竹の棒。
雑俳替狂言(1702)「茶袋の干場や菊の力竹」

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