功労(読み)コウロウ

デジタル大辞泉 「功労」の意味・読み・例文・類語

こう‐ろう〔‐ラウ〕【功労】

大きな功績と、そのための努力。「長年の功労に報いる」「会社再建の功労者」
[類語]功績手柄殊勲金字塔遺産実績成績業績成果偉業遺業勲功偉功事績足跡収穫結実実り治績偉勲巨歩

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精選版 日本国語大辞典 「功労」の意味・読み・例文・類語

こう‐ろう‥ラウ【功労】

  1. 〘 名詞 〙 国や社会発展などのために大きな功績をあげた努力。てがら。
    1. [初出の実例]「庶令経術之士周遍宣揚、功労之人普蒙霑潤奏可」(出典続日本紀‐天平神護二年(766)五月乙丑)
    2. 「水害を除き、民を安きに置れし功労もありしかど」(出典:読本・春雨物語(1808)天津処女)
    3. [その他の文献]〔韓非子‐八姦〕

く‐ろう‥ラウ【功労】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「く」は「功」の呉音 ) てがら。こうろう。
    1. [初出の実例]「功労 クラウ」(出典:色葉字類抄(1177‐81))

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普及版 字通 「功労」の読み・字形・画数・意味

【功労】こうろう(らう)

てがら。貢献。〔管子、明法解〕亂は臣の功勞を察せず。衆に譽めらるるは、則ち之れを賞す。其の罪審らかにせず。

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