加山 四郎(読み)カヤマ シロウ

20世紀日本人名事典 「加山 四郎」の解説

加山 四郎
カヤマ シロウ

昭和期の洋画家



生年
明治33(1900)年8月17日

没年
昭和47(1972)年5月12日

出生地
神奈川県横浜市神奈川区

学歴〔年〕
東京美術学校西洋画科〔昭和2年〕卒

経歴
美校在学中第4回春陽会展で「庭」が初入選、昭和3年「初夏風景」などで春陽会賞、14年会員となった。5年渡欧、パリアカデミー・ジュリアン師事サロン・ドートンヌ出品した。帰国後、自由学園美術指導戦後は東京芸大講師を務めた。その間春陽会に出品を続け、代表作は他に「壺等のある静物」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加山 四郎」の解説

加山四郎 かやま-しろう

1900-1972 昭和時代の洋画家。
明治33年8月17日生まれ。昭和3年「初夏風景」が春陽会賞を受賞。14年会員となり,以後同会展に出品。自由学園で美術を指導,戦後は東京芸大で講師をつとめた。昭和47年5月12日死去。71歳。神奈川県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。作品はほかに「壺等のある静物」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android