加賀後藤(読み)かがごとう

世界大百科事典(旧版)内の加賀後藤の言及

【後藤祐乗】より

…また5代後藤徳乗は豊臣秀吉に用いられ,大判金の製作に携わり,その弟子で4代光乗の養子となった庄三郎光次(後藤庄三郎)は秀吉の命により江戸の徳川家康のもとで小判金鋳造に従事し,後に金座の頭人として大きな権勢をもった。また分家,分派は14家に及び,これらを脇後藤と称しており,その中では加賀後藤が最も栄え,金沢で製作を続けた。幕末には京の七郎右衛門家に一乗(1791‐1876)が出て,一世の名工として名をあげ,後藤家の掉尾を飾っている。…

※「加賀後藤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android