デジタル大辞泉 「加重」の意味・読み・例文・類語 か‐じゅう〔‐ヂユウ〕【加重】 [名](スル)1 さらに重さや負担を加えること。また加わること。「責任が加重される」2 刺激を繰り返すと、神経や筋肉に与える効果が、個々の刺激のときよりも大きく現れる現象。3 刑法で、累犯または併合罪の場合、法律上の範囲内で法定刑を重くすること。かちょう。→減軽 か‐ちょう【加重】 [名](スル)「かじゅう(加重)」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「加重」の意味・読み・例文・類語 か‐じゅう‥ヂュウ【加重】 〘 名詞 〙① ( ━する ) 重さを加えること。一段と重くすること。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕[初出の実例]「其責任を軽減せしめんと計りて却って加重ならしめたる所為にはあらざる歟」(出典:政党評判記(1890)〈利光鶴松〉一)[その他の文献]〔戦国策‐秦策〕② 神経や筋肉などに与えた二つ以上の刺激が重なって、個々の刺激より大きな効果が現われる現象をいう。たとえば反復刺激によって筋肉が強縮するなど。重畳。累加。③ =かちょう(加重)〔仏和法律字彙(1886)〕 か‐ちょう【加重】 〘 名詞 〙 累犯(るいはん)、または一名数罪、数名数罪の場合、罪名を変えないで法律上の範囲で刑を重くすること。累犯加重、併合加重の二種。[初出の実例]「有期の懲役又は禁錮を加重する場合に於ては」(出典:刑法(明治四〇年)(1907)一四条) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の加重の言及 【ウェイト】より …重み,加重ともいう。n個の数値x1,x2,……,xnがあって,それぞれの軽重の度合が違うとき,それらの平均値を算出するには,単純な相加平均でなく,適当な重みw1,w2,……,wnをつけた加重平均m=(w1x1+w2x2+……+wnxn)/(w1+w2+……+wn)を考える必要がある。… ※「加重」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by