助川村(読み)すけがわむら

日本歴史地名大系 「助川村」の解説

助川村
すけがわむら

[現在地名]三川町助川

あか川中流右岸に位置し、北は横山よこやま村、南は大半田だいはんだ(現藤島町)、東は砂塚すなづか(現同上)赤川舟運の物資集散地として繁盛したが、赤川の乱流によって衰退したといわれる。永禄三年(一五六〇)書写の「羽黒山睡中問答并縁記」にみえる「歌連ノ里ニ介川ト曰フ所」とあるのは当地のことか。慶長一九年(一六一四)の年貢皆済状(田林文書)によれば、当村氏家作左衛門は年貢三九石余を納め、ほかに肝煎扶持方分五斗があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android