勘定科目(読み)カンジョウカモク

デジタル大辞泉 「勘定科目」の意味・読み・例文・類語

かんじょう‐かもく〔カンヂヤウクワモク〕【勘定科目】

簿記で、計算整理の便宜上、諸種に類別した勘定名称

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精選版 日本国語大辞典 「勘定科目」の意味・読み・例文・類語

かんじょう‐かもく カンヂャウクヮモク【勘定科目】

〘名〙 簿記における計算のための区分単位。各勘定に付けられた見出し

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世界大百科事典(旧版)内の勘定科目の言及

【勘定】より

…複式簿記では,企業の経済活動およびその結果を,資産,負債,資本,収益および費用の5要素に分けて,記録・計算し,その増加高,減少高および残高,また発生高,取消高および純発生高を示す機構を有するが,各要素を構成する具体的な記録・計算の単位が勘定である。したがって,その勘定の内容を示す名称を勘定科目として付することにより,記録・計算の内容が具体化する。たとえば,資産の増・減・残の記録・計算のために,現金勘定,売掛金勘定,建物勘定などの勘定科目を設定する。…

【決算】より

…この記録は取引の発生順に仕訳帳で行うので,仕訳帳には取引の歴史的記録が保有されることとなる。続いて,仕訳帳に記録された取引を同種の勘定科目ごとに集計する手続が必要となる。同種の価値の増減を1ヵ所にまとめ,その増減結果を明らかにするため,勘定といわれる計算の場所に集める。…

※「勘定科目」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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