勘進沙汰(読み)かんじんざた

精選版 日本国語大辞典 「勘進沙汰」の意味・読み・例文・類語

かんじん‐ざた【勘進沙汰】

〘名〙 鎌倉時代幕府年末に諸役人の一年間の出欠勤や事務取扱いの状況などを調べて、その功過を定める公事(くじ)
沙汰未練書(14C初)「勘進沙汰とは、諸方頭人奉行、一年中奉公、出仕、参否、着到、方々奉行事、事切沙汰等、勘進事也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android