勝る(読み)マサル

デジタル大辞泉 「勝る」の意味・読み・例文・類語

まさ・る【勝る/優る】

[動ラ五(四)]《「増さる」と同語源》
他と比べて価値能力などが上である。すぐれる。ひいでる。「実力において―・る」「これに―・る喜びはない」
他のものよりも程度が上である。「聞きしに―・る美しさ」
身分地位などが上である。
「先だちてより言ひける男は官―・りて」〈平中・一〉
[類語]立ち勝る凌ぐ凌駕長ける超える優越絶する上を行く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android