勝概(読み)ショウガイ

デジタル大辞泉 「勝概」の意味・読み・例文・類語

しょう‐がい【勝概】

すぐれた景色勝景
「こたび尋ねし―こそは」〈鴎外訳・即興詩人

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精選版 日本国語大辞典 「勝概」の意味・読み・例文・類語

しょう‐がい【勝概】

  1. 〘 名詞 〙 すぐれた景色。勝景。
    1. [初出の実例]「景気雖異。勝槩惟同者也」(出典本朝文粋(1060頃)九・宇治別業即事詩序〈大江以言〉)
    2. 「峡下の水は、余勢沫を漂し、深潭となりて流逝す、是米利堅瀑の勝概なり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔李白‐姑熟亭序〕

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