勝蹟(読み)しょうせき

精選版 日本国語大辞典 「勝蹟」の意味・読み・例文・類語

しょう‐せき【勝蹟・勝跡】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 風景がすぐれていたり、由緒があったりする場所名所旧蹟
    1. [初出の実例]「昔よりの勝跡を、此の江上の山に、留め、をきたるほどに」(出典:三体詩素隠抄(1622)三)
    2. [その他の文献]〔岑参‐過王判官西津所居詩〕
  3. すぐれた事業の残した結果
    1. [初出の実例]「自彼書契之道、蒼精開其遙源、言事之官、黄神垂勝跡、或左或右、載筆之職不絶、乃竹乃帛、執簡之功可知」(出典本朝文粋(1060頃)九・漢書竟宴詠史得蘇武詩序〈紀在昌〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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