誦読(読み)ショウドク

デジタル大辞泉 「誦読」の意味・読み・例文・類語

しょう‐どく【×誦読】

[名](スル)書物などを声を出して読み上げること。読誦どくじゅ。「論語誦読する」

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精選版 日本国語大辞典 「誦読」の意味・読み・例文・類語

しょう‐どく【誦読】

  1. 〘 名詞 〙 声を出し節をつけて読むこと。また、そらんじて声に出して読むこと。読誦
    1. [初出の実例]「択友避戯嬉、埋頭事誦読」(出典:黄葉夕陽邨舎詩遺稿(1832)一・悼森岡神童)
    2. 「学童の誦読(ショウドク)の声に交って」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉二)
    3. [その他の文献]〔史記‐留侯世家〕

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普及版 字通 「誦読」の読み・字形・画数・意味

【誦読】しようどく

そらんずる。〔史記、留侯世家〕(張良)旦日其の書をるに、乃ち太兵法なり。良因りて之れを異(あや)しみ、常にひて之れを誦讀す。

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