勧進読(読み)かんじんよみ

精選版 日本国語大辞典 「勧進読」の意味・読み・例文・類語

かんじん‐よみ クヮンジン‥【勧進読】

〘名〙 勧進②のために、または、それを名目として軍記などの書物を読んできかせ、金銭を乞うこと。また、その人。
浮世草子日本永代蔵(1688)五「書物好(しょもつずき)の権六は、神田筋違橋(すじかひばし)にて太平記の勧進読(クンジンヨミ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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