包状(読み)つつみじょう

精選版 日本国語大辞典 「包状」の意味・読み・例文・類語

つつみ‐じょう‥ジャウ【包状】

  1. 〘 名詞 〙 書状様式の一つ。書状を包むように折りたたみ、封をしたもの。江戸中期以後に多い。〔随筆安斎随筆(1783頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の包状の言及

【封筒】より

…アメリカでは1850年代に,宣伝を目的としたデザイン入り封筒が使われるようになった。 日本では,古くは書状を紙で包む包状(つつみじよう)だったが,中国から封筒が伝わったと思われる。1708年(宝永5)の《朱氏談綺》に寸法入りで紹介されているものは,差出人またはあて名を書いた赤い紙(紅簽(こうせん))で封をする様式であった。…

※「包状」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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