化作(読み)ケサ

デジタル大辞泉 「化作」の意味・読み・例文・類語

け‐さ【化作】

化現けげん」に同じ。
阿弥陀仏の鸚鵡鳥と―して」〈今昔・四・三六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「化作」の意味・読み・例文・類語

け‐さ【化作】

〘名〙 仏語菩薩などが世の人を救うために、仮に姿を変えて現われたり、または種々の事物を現わしたり変えたりすること。化現(けげん)。けさく。
※今昔(1120頃か)四「此れは阿彌陁仏の鸚鵡鳥と化作(くさ)して辺鄙の愚痴衆生を引接し給へる也けり」 〔法華経‐化城喩品〕

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普及版 字通 「化作」の読み・字形・画数・意味

【化作】かさく

造り化す。

字通「化」の項目を見る

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