化学蒸着法(読み)カガクジョウチャクホウ

デジタル大辞泉 「化学蒸着法」の意味・読み・例文・類語

かがく‐じょうちゃくほう〔クワガクジヨウチヤクハフ〕【化学蒸着法】

化学気相成長法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「化学蒸着法」の解説

化学蒸着法
カガクジョウチャクホウ
chemical vapor deposition method

略称CVD法.気相成長法うち,混合気体原料をキャリヤーとともに流し,反応によって基板上に単結晶を析出させる方法で,一種の気相エピタキシー成長法である.この方法によるシリコン単結晶層の成長が,ブレーナー型トランジスターやICなどの技術を可能にした.最近では,この方法によるGaAsなどの化合物半導体,さらにはフェライトなどの磁性体の単結晶層成長も行われている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android