化度(読み)ケド

デジタル大辞泉 「化度」の意味・読み・例文・類語

け‐ど【化度】

[名](スル)《「教化済度」の略》仏語。人々を教え導いて迷いから救うこと。
「一切衆生を―し給ふ」〈今昔・一七・一五〉

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精選版 日本国語大辞典 「化度」の意味・読み・例文・類語

け‐ど【化度】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。衆生を教化(きょうけ)、済度すること。人々を教え導き、迷いから救うこと。
    1. [初出の実例]「霊山会上にありしとき声聞僧にまじはりて、頭陀を行じて化度(くど)せしむ」(出典三帖和讚(1248‐60頃)高僧)

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普及版 字通 「化度」の読み・字形・画数・意味

【化度】けど

仏の教えで救う。

字通「化」の項目を見る

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