化損(読み)ばけそこない

精選版 日本国語大辞典 「化損」の意味・読み・例文・類語

ばけ‐そこない ‥そこなひ【化損】

〘名〙 (「ばけぞこない」とも)
① ばけそこなうこと。また、そのもの。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第三六「古狸何国王地にあらざるや 化妖(バケ)そこないの貌(かたち)見る山」
② 醜悪な女性をののしっていう。
談義本・風流志道軒伝(1763)三「愛敬稲荷の狐より、化(バケ)ぞこなひの市兵衛町

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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