化粧裁ち(読み)ケショウダチ

デジタル大辞泉 「化粧裁ち」の意味・読み・例文・類語

けしょう‐だち〔ケシヤウ‐〕【化粧裁ち】

書物製本のとき、小口こぐち天地をきれいに断裁すること。仕上げ裁ち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の化粧裁ちの言及

【製本】より


[下固め(仮固め)]
 駒締めがすんだら,背と罫下(けした)でよくそろえて積みかさね,金輪(かなわ)で締めとり,背に薄い接着剤を塗ってかわかす。
[化粧裁ち(仕上げ断裁)と小口装飾]
 中身の前小口,天,地の余白を断裁機で断裁し,指定の寸法に仕上げることである。天金head giltをつける場合は,いちどに三方を切らず,まず天だけ切って金をつけ,それから前小口と罫下を切る。…

※「化粧裁ち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android