化粧金(読み)けわいがね

精選版 日本国語大辞典 「化粧金」の意味・読み・例文・類語

けわい‐がね ケはひ‥【化粧金】

〘名〙
器物装飾したり、丈夫にするために付ける金属。けしょうがね。けしょうかなぐ。
② 特に、近世軍船荷船とも舳(みよし)を有する和船で、装飾のため舳上部を覆う銅板大名御座船では、家紋などの彫金を施し、金メッキをするなど華麗なものが多く、潮切金物、帯金物、逆輪中筋などからなる。〔和漢船用集(1766)〕

けしょう‐がね ケシャウ‥【化粧金】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android