北塚古墳(読み)きたづかこふん

日本歴史地名大系 「北塚古墳」の解説

北塚古墳
きたづかこふん

[現在地名]福山市駅家町服部永谷 永谷

服部はつとり池から北にさかのぼる細長い谷間にはその周辺丘陵・山腹には古墳が点在。当古墳は谷の入口に近い東麓に位置し、南に延びる小尾根の窪地にある。この窪地はかつて墳丘があったものを掘取って、石棺を露出させた跡であろう。石棺は六枚の巨石を組合せた家形石棺で、棺座である凸座の底石上に四壁をたて、一枚の屋根形に整形した蓋石をかぶせている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android