北川毛村(読み)きたかわげむら

日本歴史地名大系 「北川毛村」の解説

北川毛村
きたかわげむら

[現在地名]砥部町北川毛

北河毛(天保郷帳)、北川下(予州大洲領御替地古今集)とも書く。砥部川中流の左岸段丘から山麓にあり、北は宮内みやうち村・七折ななおれ村、南は大南おおみなみ村・五本松ごほんまつ村、西は外山とやま村・大角蔵おおかくら村、東は川を隔てて千足せんぞく村に接する。

寛永一二年(一六三五)に松山藩領から大洲藩領に転じたいわゆる「御替地おかえち」に属し、江戸時代を通じ大洲藩領、浮穴うけな砥部郷一九村の一である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android