北後庵村(読み)きたごあんむら

日本歴史地名大系 「北後庵村」の解説

北後庵村
きたごあんむら

[現在地名]北会津村麻島あさしま

北東新在家しんざいけ村、北西大島おおしま村。もと御庵村と称し、かつて比丘尼後庵が住したことに由来するという。集落ははじめ金屋かなや村に連なっていたが、いつの頃か現在地に移り、金屋村端村の西後庵の北にあたるので、北の字をつけたという(新編会津風土記)。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録に御庵とあり、高四六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android