北木之元町・南木之元町(読み)きたきのもとちよう・みなみきのもとちよう

日本歴史地名大系 「北木之元町・南木之元町」の解説

北木之元町・南木之元町
きたきのもとちよう・みなみきのもとちよう

東山三条南裏通二筋目白川筋西入二丁目北側、同南側

西は城安寺じようあんじ辻子ずし。宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」は古川通の「三条より三すじ目木本町」と位置を示している。「坊目誌」に寛文六年(一六六六)の開町とあるが、同一二年の洛中洛外大図には、地割のみみえて町名が示されていない。町名は延宝二年(一六七四)四方洛外町続之町々小名之覚(荻野家文書)に「木之本町」「同木之本町」とみえ、既にこの当時南北二町への分離が兆していたことを物語る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android