北条光時(読み)ほうじょうみつとき

改訂新版 世界大百科事典 「北条光時」の意味・わかりやすい解説

北条光時 (ほうじょうみつとき)

鎌倉中期の武将生没年不詳。名越朝時長男。4代将軍藤原頼経の近習として活躍。越後守となり同国守護を兼ねた。1246年(寛元4)北条経時が弟時頼に執権を譲って死亡するや,前将軍頼経と結んで時頼を除こうと謀ったが,逆に有力御家人三浦・安達氏を味方とした時頼派に先を越され,弟時幸は自殺光時も出家して(法名蓮智)伊豆国江馬に閑居させられた(宮騒動)。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北条光時」の解説

北条光時 ほうじょう-みつとき

名越光時(なごえ-みつとき)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

旺文社日本史事典 三訂版 「北条光時」の解説

北条光時
ほうじょうみつとき

名越 (なごえ) 光時

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android