北極圏国立野生動物保護区(読み)ホッキョクケンコクリツヤセイドウブツホゴク

デジタル大辞泉 の解説

ほっきょくけん‐こくりつやせいどうぶつほごく〔ホクキヨクケン‐〕【北極圏国立野生動物保護区】

Arctic National Wildlife Refuge》米国アラスカ州北東部にある保護区。略称ANWR。ブルックス山脈の東部が含まれ、カナダとの国境に接する。総面積約7万8000平方キロメートル。ツンドラ、針葉樹林帯、および標高2700メートルにおよぶ山岳地帯を擁し、ホッキョクグマカリブーが生息する。1950年代に核実験候補地となったが、反対運動が進められ、1960年にアイゼンハワー政権により、前身となる保護区に指定された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android