北沢又村（読み）きたさわまたむら

日本歴史地名大系 「北沢又村」の解説

北沢又村
きたさわまたむら

[現在地名]福島市北沢又

南沢又村の北、松（まつ）川左岸に位置。元来南沢又村と一村で沢又村として推移したが、寛永一四年（一六三七）松川の大洪水で南・北に二分された。寛文一一年（一六七一）からの幕府の検地により、翌一二年正式に南・北二村に分村し、当村は高八一三石余、反別七九町八反余の村となった。肝煎茂右衛門はこのとき検地案内人を勤めている（「検地覚」福島市史）。古高新高帳でも幕府検地による新高八一三石余。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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