北碑(読み)ほくひ

世界大百科事典(旧版)内の北碑の言及

【書】より

…一方,北朝は非漢民族が華北に立てた征服王朝であるから,漢文化の影響を受けたとはいえ,北族固有の気風が反映して,健勁雄渾な書風にその特色を発揮した。北朝の書の中で最も重要な位置を占めるのは,造像記,磨崖,墓誌,碑などの石刻資料であり,世に北碑と総称されている。このうち,造像記として最も有名なのは河南省洛陽市の南約13kmの地点にある竜門石窟のそれである。…

※「北碑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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